第2弾演劇実験WSの活動報告!

2月9日の演劇実験ワークショップでは
「なんで人それぞれ考え方がちがうの?」というテーマで参加者の皆様とワークを行いました!

考え方って人それぞれ違いますよね。仕事や学校でそれが原因で衝突したり
バンドマンは考え方の違いでバンド解散までしてしまいます。

でも、演劇の世界では考え方の違いってとっても「面白いもの」なんです。

たとえば「楽しいね」っていう台詞を
「遊園地で親友と遊んでいて、ふと出た言葉」という設定で言うとして

  • ある役者さんは朗らかに台詞を言う
  • ある役者さんは感極まって言葉をつまらせながら言う
  • ある役者さんは怒りながら「なんでこんなに楽しいの!?予想外だこんな事!」という気持ちで台詞を言う

他にももっとたくさんの演じ方があると思います。
役者が3人居たら3人とも演じ方、役の考え方は似てる事は合っても同じでは無いはずですよね。

ですから今回は、それを体感する為に
短い台本を使って考え方・演じ方の違いを楽しむワークを行いました!

台本はこちら←PDF

今回テキストで使った台本には台詞は書いてありますが、台詞を言う役名は書いていません
そしてところどころあえて台詞を改行してあります。
これで何をするのか、なんとなく分かった方もいるかもしれませんね。

今回の参加者はトキサを入れて10名
二人一組のグループを作ってもらい、それぞれのグループで話し合って、台詞を割り振ってもらいます。

そうすると、まず台詞を読む役がグループ毎にみんな違う。
台詞が違うと物語や関係性も変わってきます。

台本では、博多に行きたい人と、小倉で済ませたい人が出てきます。
小倉さんはズボラ?あんまり週末遠出したりするのはめんどくさい。
博多さんは折角の日曜日遠出をしたい。

しかし最後の方の会話で小倉さんが餃子を食べたくなったのか
博多さんが餃子を食べたくなったのか、はグループで違いました。

同じ台本なのにストーリーが違ったんです

台詞の割り振りが終わると、今度は二人の関係性やどこで話しているのかを決めてもらいます。
今回は老若男女様々な方が参加してくれたので関係性は皆違うし、場所も違いました

  • あるグループは友達同士
  • あるグループは先輩と後輩
  • あるグループは恋人同士
  • あるグループは親子

いろんな関係性、シチュエーションがあって見てて面白い!
同じ台本なのに全然違う

台本を書いた僕自身も「ああ、こういうやり方もあるのか」と感心したりして
またこの日この場所この参加者たちでないと成立しないものばかりだなと思いました。

まさにナマモノ。演劇の一番面白いところだと思います。

さて、なんで人それぞれ考え方がちがうのか
それは性別や年齢や環境がみんなそれぞれ違うから

その違いを実生活で感じたとき、ある人はそれを受け入れて
ある人は受け流して、またある人は無視して、ある人は衝突して・・・。

という風に、自分と違うっていう事に対していろんな受け止め方があります。
でも、演劇なら「自分と違うことを楽しむ」という受け止め方がある。

演劇を通して、実生活でも違いを楽しむ事ができたら
人生が楽しく豊かになる。かも?

そんな大した事を考えてワークショップをやっているわけではないんですが
参加してくれた方、興味を持ってくれた方が少しでも演劇を好きになってくれたら

今回のワークショップはやった意味があったんじゃないでしょうか。

2月は23日に朗読ワークショップ!
3月もまたワークショップを開催しようと思っておりますので

今回来て楽しんでいただけた方も、今回こられなかったという方も
ぜひ次回参加してみてください。

一緒に演劇で遊びましょう。
ありがとうございました!